スポーツジム初心者向け利用ガイド!利用の流れ、持ち物や服装は?
近年のフィットネスブームで、スポーツジムの種類も多くなり選択肢が増えました。初めてスポーツジムに行こうと考えているけど、たくさんあって何を基準に選べばいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。また、利用の仕方に迷う場合もあるかと思います。今回は、スポーツジムを利用する流れについて解説します。
ジムを利用する際の流れ
入会にはwebか店頭で手続きを行う
その際に、免許証や健康保険証などの本人確認証書が必要です。その他、会費を払うための現金やクレジットカードまたは銀行口座から引き落としの場合は通帳・キャッシュカード・お届け印が必要になります。
店舗によっては必要なものが異なる場合もありますので、確認をしてみてください。入会する前にぜひ見学して雰囲気を確かめることをおすすめします。
実際にジムを利用する
入店したらフロントで受付をします。24時間ジムなどは会員証をかざして受付完了です。着替えを終えたらいよいよスタートです。
はじめに軽い有酸素運動で心拍数と体温を上げましょう。エアロバイクやウォーキングを5わから10分程度行うとよいです。次は、ストレッチエリアでウオーミングアップのために動的ストレッチを行います。動的ストレッチとは、ラジオ体操のような大きい動作で行う準備体操のことです。これにより関節の可動域を広げて怪我の予防にもなります。
おすすめのトレーニングメニュー
初心者の方は、マシンを使ったトレーニングがおすすめです。軌道が決まっているので安全に目的の部位に効かせることができます。
上半身と下半身に分けてそれぞれを別の日に行うことで、全身をバランスよく鍛えられます。上半身の日は腕、肩、胸、背中を鍛えるマシンを体力に合わせて3種目ほど行い、別の日に足、お尻、腹部を鍛えるマシンをこちらも同様に3種目ほど行うとよいでしょう。
1種目あたりの回数は多すぎても少なすぎても効果が半減してしまいます。下記を参考に取り組んでみてください。
・ダイエット目的なら、15回から20回で限界になる重量で3セット行う。
・筋肥大目的なら、8回から12回で限界になる重量で3セット行う。
はじめは無理のない重量からスタートして、様子を見ながら徐々に上げていきましょう。
マシンのトレーニングに慣れてきたら、BIG3と呼ばれる大きな筋肉を鍛える「スクワット・ベンチプレス・デッドリフト」にスミスマシンを使って挑戦してみましょう。スミスマシンはバーベルの軌道が固定されているので、初心者にも扱いやすくておすすめです。
大きな筋肉を鍛えることで、効率的に脂肪を燃やすことができます。いずれも、安全のためにトレーナーからフォームの指導を受けるとよいでしょう。
トレーニングのあとに、有酸素運動を20わから30分程行うことで脂肪燃焼効果が期待できます。最後に静的ストレッチで、使った筋肉をゆっくりと伸ばしてクールダウンしましょう。
以上が終わったら、シャワーを浴びるなどして退店します。
ジムに行く際の持ち物や服装はどうする?
ジムに行く際の持ち物
基本的に飲み物・タオル・シューズ・スポーツウェアがあれば大丈夫です。飲み物はウォーターサーバーがあるジムもありますので、その場合はボトルだけ持っていきます。タオルは汗を拭くためのものと、シャワー後に使うものが両方あると便利です。シューズはジムによっては履き替えなくてよい場合もありますが、マシンを清潔に使うためにもあるとよいでしょう。
ジムに行くときの服装
基本的に動きやすい服装であれば大丈夫です。男性ならTシャツにハーフパンツ、女性ならこれにレギンスとスポーツブラをプラスすれば、動きを妨げることがなく集中してトレーニングができます。プールがあるジムなら、水着とスイムキャップなどが必要になります。お気に入りのウェアを着るとテンションも上がるので、ぜひ好みのウェアを選んでみてくださいね。
初めてのジム選びのポイント
スポーツジムに行こうと意気込んでも、調べてみると結構な種類があり迷ってしまいます。大切な3つのポイントを解説します。
目的
ジムに通う目的は人それぞれです。まずは目的をはっきりとさせることが大切です。
3カ月後のイベントの日までに5Kg痩せたいなら、パーソナルジムを検討してみるとよいでしょう。食事指導も含めてトータル的にサポートしてくれます。また、トレーニングだけじゃなくヨガやダンスもしてみたいなら、スタジオレッスンもある大型のスポーツジムを検討してみることをおすすめします。
さらに、ストレス解消やリラックスもしたいなら、プールやお風呂・サウナなどの設備のあるところがよいでしょう。岩盤浴やスパが併設されているスポーツジムもあります。
立地と料金
ジム通いを無理なく続けるには、通いやすさが重要です。疲れたりしてモチベーションが上がらない日もあるでしょう。そんな時に着替えやシューズなどの荷物を持って、わざわざ電車を乗り継ぎジムまで行くのでは、だんだんと通うのが面倒になってしまうかもしれません。
平日でも休日でも通いやすいように、自宅から近い場所にあるジムから選ぶことをおすすめします。料金も長く継続して通うことを考えると、負担にならない範囲で選びましょう。入会キャンペーンの中には、期間中に解約すると違約金が発生する場合もありますので、よく確認してから検討することが必要です。
実際に見学してみる
実際に通おうと思っている時間帯に必ず見学してみることが大切です。設備や清潔さを確認することはもちろんですが、混雑具合を見ておきましょう。混んでいて待たなければマシンが使えない状態では、落ち着いてトレーニングができません。
同様にシャワーなども混雑していると予想されるので、リラックスどころではなくなる恐れがあります。まずは、いくつか気になるジムをピックアップしたら、体験コースで比較してみるのがよいでしょう。
はじめてスポーツジムへ行くことに、不安な気持ちのある方も多いのではないでしょうか。でも、心配する必要はありません。わからないことは、どんどんスタッフやトレーナーに聞いてみましょう。まずは、楽しむ気持ちが一番です。楽しみながら、健康になったりダイエットができたり、理想の自分に近づくことができたら最高だと思いませんか。始めようとする行動力は大きな一歩です。楽しくスポーツジム通いを生活習慣に取り入れてみましょう。